会社を設立する前に準備しておくこと
会社を設立する前には、設立事項や書類の準備が必要になります。主な内容を順に見ていきましょう。
・会社名(商号)
設立する会社の名前を決めます。株式会社の場合は「株式会社」という文字を入れなくてはなりません。
・事業の目的
会社でどのような事業を行うのか、目的を決めておくことも大切です。
許認可が必要な事業の場合は、事業目的を定款に記載する必要があります。
・本店所在地
会社の本店の場所を決めます。自宅を本店にできますが、事務所を借りて本店にする場合は登記可能かどうかの確認が必要です。
・資本金の金額
会社法では資本金は1円以上となっています。
資本金が1,000万円を超える場合は、設立初年度から消費税の課税対象となるため注意してください。
資本金は発起人の口座に払込を行います。
・会社設立の費用
資本金とは別に、定款の収入印紙や認証手数料など会社設立のための費用も必要です。
・会社の印鑑
会社の印鑑として「代表者印(法人実印)」「銀行印」「社印(角印)」「ゴム印」の4つを用意してください。
これらをあらかじめ把握しておくことで、設立準備を円滑に進めましょう。