会社設立を専門家に依頼した場合の報酬について
会社設立には多くの手続きが必要となるため、専門家に依頼するのもひとつの方法です。
会社設立の代行をしている専門家には、税理士、司法書士、行政書士などが挙げられます。
しかし、会社設立のほとんどを代行できるのは司法書士だけです。
会社設立を専門家へ依頼した場合、報酬の相場は設立する会社の種類によって異なりますが、現在では株式会社か合同会社かのどちらかが一般的です。
司法書士に依頼した場合を例にすると、株式会社では7万円~10万円程度、合同会社の場合は6万円~9万円程度が相場とされています。
株式会社のほうが高めに設定されているのは、定款の認証の手続きが必要なためです。
司法書士に依頼すると、定款の作成と認証から法務局への申請まで、会社設立の手続きのほとんどを代行してくれます。
資金の折り合いがつかない場合は、定款の作成のみ、設立の登記のみなど、手続きの一部だけを相談することも可能です。
また、税理士などの専門家と協力して会社設立の手続きを行うことも可能ですので、自身に合うプランを検討することが大切です。