会社設立する際の資本金について

資本金とは、会社設立時点での運転資金のことです。
貸借対照表上でいうと資産から負債を控除した残りの部分が資本となり、純資産と呼ばれています。
株式会社の場合、会社の株主から払込を受けた出資金を創業時の資本金とするのが原則です。

資本金の金額をどの程度にするかは、事業の内容や設備投資の有無によっても異なります。
在庫が少なく大がかりな設備を必要としない事業の場合は、比較的少ない資本金で経営できるでしょう。
逆に、製造業など機材や設備、倉庫、工場などが必要な場合は、初期投資だけでも数百万円の資本金が必要になることもあります。

資本金が大きい会社ほど会社の信用力が高まる傾向があり、資本金が極端に低い場合は取引先や金融機関から取引が断られるケースも考えられます。
そのため、資本金は1円から設定可能ですが推奨はできません。
また、消費税法により、資本金が1,000万円以下の株式会社は設立1年目・2年目は消費税が免除されるため、節税につながります。

このように、資本金の金額はさまざまな事情を考慮して決定することが望ましいです。

 ⇒ お問い合わせはこちら


お電話でのお問い合わせはこちら メールでのお問い合わせはこちら