会社設立に必要な印鑑について

会社設立に必要な印鑑とは?種類と役割をわかりやすく解説

新宿エリアで会社設立を検討されている方にとって、「どんな印鑑を準備すればよいのか?」はよくある疑問の一つです。 会社設立に欠かせない印鑑は大きく分けて3種類あり、それぞれ役割や使い道が異なります。 ここでは税理士事務所の専門家が、会社設立時に必要な印鑑の種類と特徴、また印鑑選びのポイントについて詳しく解説します。

1. 代表者印(実印)とは?

代表者印は会社の「実印」として登記の際に法務局に届け出る印鑑で、会社を代表する最も重要な印鑑です。 形状は一般的に直径約18ミリ~24ミリの丸型で、中央に「代表取締役印」や「代表者印」、その周囲に会社名が彫られています。 この印鑑があることで会社の契約や取引が正式に認められ、公的な効力を持ちます。

2. 銀行印の役割と特徴

銀行印は会社の銀行口座開設や各種金融取引に使用する印鑑で、代表者印とは別に用意するのが一般的です。 代表者印より一回り小さい直径約15ミリ〜18ミリの丸型が多く、銀行取引の安全性を確保する役割を果たします。 銀行印を別に用意することで、万が一代表者印が不正使用された場合のリスクを分散できます。

3. 社印(角印)の用途とポイント

社印は「角印」とも呼ばれ、主に請求書や領収書、社内文書に押印する印鑑です。 正方形の形状で会社名が彫られており、会社の正式な印象を与える重要な役割があります。 毎日の業務で頻繁に使うため、扱いやすい素材やサイズを選ぶことがポイントです。

以上の「代表者印」「銀行印」「社印」は、会社設立の際に必ず準備すべき基本的な印鑑です。 新宿の税理士事務所荒川会計事務所では、これら印鑑の選び方から登録手続き、さらに融資サポートまでトータルにご支援しています。 初めての会社設立でも安心して進められるよう、専門家のアドバイスをぜひご活用ください。

4. 印鑑作成の注意点と保管方法

印鑑は会社の信用を象徴する重要なツールです。作成時は耐久性のある素材を選び、印影がはっきり見える彫刻が望ましいです。 また、代表者印は特に偽造防止のために朱肉の色や印影の細かさにも配慮しましょう。

保管は厳重に行うことが必須です。代表者印は施錠できる専用のケースや金庫に保管し、管理者を明確にして不正使用を防止します。 社印や銀行印も使用後は確実に管理し、紛失や盗難がないよう注意が必要です。

5. 印鑑登録のポイント

代表者印は会社設立時に法務局へ印鑑届出を行い、正式に「会社実印」として登録します。 印鑑届出書の提出により、登記の際に使用できることが公的に認められます。

銀行印や社印は法務局への届出義務はありませんが、銀行口座開設時に銀行に登録することが一般的です。 会社設立後の各種契約や手続きで円滑に進めるためにも、印鑑の登録・管理は漏れなく行いましょう。

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