初めての融資と信用保証

返済義務のある融資は、保証人がいると受けやすくなります。
しかし、自社に都合のいい保証人は、そう簡単に見つかりません。
そういったときには「信用保証制度」の活用を検討してみましょう。
この制度は、信用保証協会が公的な保証人となり、融資を受けやすくする仕組みです。
全国各地で地域に密着したサービスを展開しており、審査基準は信用保証協会ごとに異なります。

信用保証協会を利用できる事業者は、中小企業基本法で定められている中小企業者です。
「初めて融資を受けたい」という企業も、これに該当します。
しかし、風俗関連営業や非営利団体などの一部の業種は利用できないため、注意しましょう。
無担保保証の場合、信用保証額の上限額は8,000万円です。
創業融資の場合は、それよりも低い上限が定められています。

もし貸倒れた場合、信用保証協会が代位弁済するのは80%で、残りの20%は銀行がリスクを負います。
しかし、創業融資で貸倒れた場合、信用保証協会が100%のリスクを負わなければなりません。
銀行は事業者の貸倒れのリスクを負わずに金利を得られますが、手間を嫌って取り扱っていないこともあるので事前に確認しましょう。

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