【美容室・サロンの創業融資】審査を通過する「設備投資計画」の完璧な立て方

美しい内装、座り心地の良いスタイリングチェア、最新のシャンプーユニット。あなたの理想のサロン空間が、頭の中には鮮明に、そして完璧に描かれていることでしょう。

しかし、その夢の空間を現実のものとするための「創業融資」の申請において、そのこだわりのアイテムリストがあなたの足を引っ張る最大の「アキレス腱」となり得ることを、あなたはご存知でしょうか?

金融機関の融資担当者は、あなたの「センス」や「こだわり」を評価しているのではありません。
彼らはあなたの「買い物リスト」のその一行一行から、
「この人物は、投資と浪費の違いを理解している真の経営者か?」
という、極めて冷徹な問いの答えを探しているのです。

この記事は、あなたの「理想の空間」を単なる夢物語で終わらせず、金融機関が「これなら投資する価値がある」と確信する「事業成功のための中核戦略」へと昇華させるための、究極の「設備投資計画・作成マニュアル」です。

なぜその椅子でなければならないのか。なぜその数が必要なのか。その全ての「なぜ」に完璧な、そして論理的な「答え」を用意すること。新宿で数えきれないほどのサロンオーナーの夢の実現を、資金面から支えてきた私たちが、その全ての知識と実践的なノウハウをここに公開します。

第1章:【審査官の思考】なぜ彼らは、あなたの「買い物リスト」にこれほどまでに執着するのか?

まずなぜ、融資担当者があなたの事業のビジョンよりも一台のシャンプー台の値段にこれほどまでにこだわるのか。その審査の裏側にある3つの極めて合理的な理由を理解しましょう。

審査官が見積書から読み取る「3つの資質」

理由 審査官の視点(=あなたの資質)
1. 資金使途の明確性 「計画全体の信頼性」を測る試金石。1円単位で客観的に検証できる唯一の項目だから。
2. 経営管理能力 「コスト意識(相見積もり)」「浪費(過剰投資)」「計画性(漏れ)」を丸裸にするから。
3. 担保価値 万が一倒産した場合、売却・換金できる「最後の砦(担保)」になるから。

理由1:それは、融資の「使途」が最も明確な部分だから

創業融資の資金使途は「設備資金」と「運転資金」に大別されます。「運転資金」は将来の人件費や家賃といった目に見えない予測に基づいた費用です。

一方、「設備資金」は「〇〇社のこの型番のスタイリングチェアを3台購入するために〇〇円が必要」といったように、「見積書」という客観的な第三者の証拠によって1円単位でその必要性を証明できる唯一の項目です。

担当者にとって、この客観的に検証可能な「設備資金計画」の精度と妥当性は、あなたが作成した事業計画書全体の信頼性を測るための最初で最も重要な試金石となるのです。

理由2:それは、あなたの「経営管理能力」を丸裸にするから

あなたが作成した設備投資計画は、あなたの経営者としての様々な能力を映し出す「鏡」です。

  • 相見積もりを取っているか?:「この経営者はコスト意識を持ち、複数の業者を比較検討する堅実な人物か?」
  • 過剰な投資になっていないか?:「席数に対してシャンプー台が多すぎないか?本当にこの高価なイタリア製の椅子が必要なのか?」「この経営者は見栄や憧れだけで浪費をしていないか?」
  • 必要なものが漏れていないか?:「洗濯機やパソコン、レジといったバックヤードの備品が一切計上されていない。この経営者は事業の全体像を把握できているのか?」

あなたの「買い物リスト」は、あなたの計数管理能力、リスク管理能力、そして事業への解像度の高さを赤裸々に物語ってしまうのです。

理由3:それは、万が一の際の銀行の「最後の砦(担保)」だから

これはあまり考えたくないことですが、融資担当者が常に考えていることです。もしあなたの事業が失敗し返済が滞ってしまった場合、銀行は貸したお金を少しでも回収しなければなりません。

その際、スタイリングチェアやシャンプーユニットといった「設備」は中古市場で売却し換金できる可能性があります。つまり、これらの設備は融資における一種の「担保」として機能するのです。

だからこそ担当者は、あなたがどのような「モノ」にお金を使おうとしているのかを非常に重視するのです。

第2章:【5つの鉄則】満額融資を勝ち取る、「最強の設備投資計画」の作り方

では具体的に、担当者を「これなら安心して貸せる」と確信させる完璧な設備投資計画はどのように作成すれば良いのでしょうか。

鉄則1:【徹底的な項目洗い出し】「神は細部に宿る」

まず、あなたのサロンをオープンするために必要な「モノ」を一つ残らず、そして可能な限り細かくリストアップします。

カテゴリー別・洗い出しリスト例

  • 【施術エリア設備】:スタイリングチェア、シャンプーユニット(バックシャンプー or サイドシャンプー)、ミラー、セット面、ワゴン、促進機(ローラーボールなど)、デジタルパーマ機、ドライヤー、ヘアアイロン…
  • 【受付・待合エリア設備】:レセプションカウンター、お客様用ソファ、椅子、テーブル、POSレジシステム、電話機、パソコン、プリンター、BGM用音響設備…
  • 【バックヤード設備】:洗濯機、乾燥機、スタッフ用ロッカー、冷蔵庫、電子レンジ、タオルウォーマー、薬剤などを保管する棚…
  • 【内外装工事】:物件取得費(保証金・礼金)、内装デザイン・施工費、給排水・ガス・電気工事費、看板設置工事費…
  • 【その他】:ハサミ、コーム、ブラシなどの細かな美容器具一式、タオル、クロス、お客様用雑誌、観葉植物…

プロの視点:
この徹底的な洗い出し作業は、単に漏れを防ぐだけでなく、「この経営者は自分の事業の隅々までを具体的にイメージできている、計画性の高い人物だ」という強力なアピールになります。

鉄則2:【客観的な価格証明】「全ての価格に根拠(見積書)を」

これが設備投資計画における絶対的な、そして最も重要なルールです。

あなたがリストアップした全ての主要な項目について、その価格があなたの単なる「希望」や「想像」ではないということを、客観的な「証拠」で証明しなければなりません。

  • 内外装工事費:最低でも2社以上の内装業者から正式な「見積書」を取得します。
  • 主要な美容機器:タカラベルモントや大広製作所といった専門メーカーやディーラーから正式な「見積書」を取得します。
  • 中古品を活用する場合:美容器具の中古販売サイト(ビューティガレージなど)の商品ページの、価格が記載された部分をスクリーンショットで印刷します。

この「全ての価格に根拠がある」という鉄壁の論理武装こそが、あなたの計画の信頼性を盤石なものにします。

鉄則3:【戦略的な選択】「新品」vs「中古」vs「リース」、その賢い使い分け

全ての設備を最新の新品で揃える必要はありません。あなたの経営者としてのコスト意識が問われます。

【戦略的】設備調達の賢い使い分け(美容室の例)

調達方法 対象となる設備(例) 審査官へのアピール
① 新品 お客様の目に触れるモノ(スタイリングチェア、シャンプー台) 顧客満足度へのこだわり、故障リスクの低減。
② 中古品 バックヤードのモノ(洗濯機、冷蔵庫、ロッカー) コスト意識の高さ。初期投資の圧縮。
③ リース 高額で陳腐化が速いモノ(最新美容機器、POSレジ) 初期投資をゼロにし、「設備資金」枠を温存する戦略性。
  • 新品を選ぶべきもの:お客様が直接触れる、あるいは目にするスタイリングチェアやシャンプーユニットなど。これらは店の「顔」であり顧客満足度に直結します。また保証がしっかりしている新品を選ぶことで故障のリスクを低減できます。
  • 中古品を賢く使うべきもの:バックヤードの洗濯機や冷蔵庫、スタッフ用のロッカーなど。お客様の目に触れない部分は信頼できる中古品を活用することで初期投資を大幅に圧縮できます。
  • リースを検討すべきもの:技術革新が速く数年で陳腐化してしまう可能性のある高額な最新の美容機器やPOSレジシステムなど。リースであれば初期投資を抑えられるだけでなく、常に最新の機種を使い続けることが可能です。

鉄則4:【事業計画との連動】「その椅子は、いくら稼ぐのか?」

設備投資計画は決して独立した書類ではありません。それは、事業計画書の心臓部である「事業の見通し(収支計画)」と完全にリンクしていなければなりません。

OKな説明
「今回導入するスタイリングチェアは4台です。1台あたりの1日の平均稼働時間を5時間、平均客単価を8,000円と想定しております。これにより1日の目標売上高は、4台 × 5時間 ÷ 1.5時間(平均施術時間)× 8,000円 × 80%(稼働率)= 約85,000円。月間(25日営業)で約212万円の売上を見込んでおります。」

このように「導入する設備(モノ)」が「将来の売上(カネ)」をどのように生み出すのか。その因果関係を具体的な数字で示すこと。それがあなたの投資計画を「浪費」ではなく「戦略」へと昇華させるのです。

鉄則5:【リスク管理】「見えないコスト」を見逃さない

多くの素人起業家が見落としてしまうのが、設備そのものの価格以外の「付随費用」です。

  • 設置・工事費用:シャンプー台の給排水工事費や美容器具の電気工事費。
  • 運搬・搬入費用:大型の設備を店舗まで運び込むための費用。
  • 初期在庫(運転資金):シャンプー、カラー剤、パーマ液といった大量の初期在庫の仕入費用。これは厳密には「設備資金」ではなく「運転資金」ですが、開業時に必ず必要となる初期投資です。
  • 予備費(コンティンジェンシー):そして最も重要なのが、これらの設備投資総額の10%~20%程度を「予備費」として運転資金に計上しておくことです。工事の遅延や予期せぬ追加工事など開業準備にはトラブルがつきものです。この「予備費」の存在こそが、あなたの経営者としてのリスク管理能力の最高の証明となります。

第3章:【致命的な罠】融資審査で一発アウトになる「NGな見積書」

最後に、私たちがご自身で申請準備をされた方の書類でよく見かける、融資審査で一発で信頼を失う典型的なミスをご紹介します。

【一発アウト】審査に落ちる見積書と正しい対策

NGケース なぜNGか?(審査官の視点) 正しい解決策
①「内装工事一式 500万円」 どんぶり勘定。中身が不明で妥当性ゼロ。 詳細な「見積明細書」を取得する。
② 日付が半年前 価格が現在も有効か不明。準備が杜撰。 「発行後3ヶ月以内」の最新版で揃える。
③ 宛名が個人名 「法人」で借りるのに、なぜ「個人」で買うのか? 宛名を「(株)〇〇 御中」で再発行してもらう。
④ 計画書と金額が違う 計画書の信頼性そのものが崩壊する。 計画書の数字と見積書の数字を1円単位で一致させる。
⑤ 事業と無関係なモノ 公的資金の「私的流用」。悪質と判断される。 事業に100%必要なモノだけを計上する。

NGケース1:【どんぶり勘定】「内装工事一式 500万円」

なぜダメなのか?:その500万円の「中身」が全く分かりません。壁紙にいくら、給排水工事にいくら、デザイン料にいくらかかるのか。その詳細な内訳(見積明細)がなければ、担当者はその金額が妥当なのか過大なのか判断のしようがありません。「この人は業者に言い値でふっかけられているのではないか?」とあなたの管理能力を疑われます。

解決策:必ず業者から詳細な「見積明細書」を取得し、添付してください。

NGケース2:【日付が古すぎる】半年前の見積書

なぜダメなのか?:物価は日々変動しています。半年前の見積書の価格が今も有効であるという保証はどこにもありません。「この経営者は準備が杜撰で最新の情報を把握していない」と見なされます。

解決策:全ての見積書は最低でも発行日が3ヶ月以内の最新のものを揃えてください。

NGケース3:【宛名が個人名】法人設立なのに、宛名が「鈴木太郎 様」

なぜダメなのか?:あなたは今回「会社(法人)」として融資を申し込んでいます。その法人が購入する設備の見積書の宛名がなぜ個人名義なのですか?と担当者は当然疑問に思います。

解決策:業者に依頼し、宛名を「株式会社〇〇(設立準備室) 御中」あるいは「代表取締役 鈴木太郎 様」といった法人格での購入を前提とした宛名で再発行してもらってください。

NGケース4:【計画との不一致】計画書と見積書の金額が違う

なぜダメなのか?:事業計画書の「必要な資金」の欄には「厨房機器 300万円」と書いてあるのに、添付された見積書の合計額は「280万円」だった。この20万円の「差額」は一体何なのか。

このたった一つの数字の不一致が、あなたの計画書全体の信頼性を根底から揺るがします。

解決策:計画書に記載する全ての数字は、添付する見積書の合計額と1円単位で完璧に一致させてください。

NGケース5:【事業との無関係】事業に不要なものが計上されている

なぜダメなのか?:美容室の設備投資計画になぜか「家庭用の大型テレビ」や「社長個人の自宅用の高級ソファ」が含まれている。

これは言うまでもありませんが、公的な融資資金を私的に流用しようとする悪質な行為と見なされ、その場で審査は打ち切りです。

第4章:【FAQ】「美容室・サロンの設備投資」に関する一歩進んだ疑問

最後に、サロン開業の設備投資計画を具体的に作成されている皆様から、私たちが特によくお受けする専門的なご質問とその回答をQ&A形式でまとめました。

Q1. 独立前に自分で使っていたお気に入りの椅子やハサミがあります。これを設備資金として計上できますか?

A1. 素晴らしいご質問です。これは、いわゆる「現物出資」として資本金の一部に組み入れるか、あるいは設立した会社があなた個人から「買い取る」という形で処理することが可能です。

ただし、そのどちらの方法を取るにせよ、その備品の「客観的な時価評価額」を証明する必要があります。

具体的な証明方法
その備品と同じメーカー、同じ型番、同じくらいの使用感のものが中古市場(例えば美容器具専門の中古販売サイトなど)でいくらで取引されているか、その販売ページのスクリーンショットなどを複数用意します。それらを基に「この椅子の現在の客観的な価値は〇〇円です」と主張するのです。

プロの視点:
この手続きは法務・税務上の専門的な知識を要します。特に現物出資として資本金に組み入れる場合は、会社の設立登記の定款作成の段階からその旨を記載しておく必要があります。安易に自己判断せず、必ず私たちのような専門家にご相談ください。

Q2. 内装工事の見積もりが思ったよりも高額になってしまいました。融資担当者から贅沢だと思われないでしょうか?

A2. 金額の大小、それ自体が問題なのではありません。問題なのは、その「高額な投資」に「経営者としての論理的な理由があるか」どうかです。

もしその高額な内装が、単に「自分がお洒落な空間で働きたいから」という個人的な趣味の領域であれば、それは「浪費」と見なされます。

しかし、もしあなたが、

「私のサロンのターゲット顧客は客単価2万円以上の富裕層です。そのお客様たちが日常の喧騒を忘れ心からリラックスできる非日常的な高級感を提供するためには、このレベルの内装が不可欠なのです。この『空間への投資』こそが、私たちの競合他社に対する最大の『差別化要因』であり、高単価を正当化する根拠なのです。」

と、内装投資と事業戦略(ターゲティング、価格戦略、差別化)を完璧にリンクさせて説明できるのであれば。その投資は「浪費」ではなく、極めて合理的な「戦略的投資」として高く評価されるでしょう。

Q3. 居抜き物件を見つけました。設備投資を大幅に抑えられそうですが、何か注意点はありますか?

A3. 居抜き物件は初期投資を劇的に圧縮できる非常に魅力的な選択肢です。しかし、そこには見えない「罠」が潜んでいる可能性もあります。

契約前の必須チェックリスト

  • 設備の劣化状況:残されているシャンプー台やエアコン、給湯器といった高額な設備は、あと何年使える状態でしょうか?開業直後に故障し、結局新品に買い替えなければならなくなっては元も子もありません。専門の業者に事前にインスペクション(検査)を依頼することも検討しましょう。
  • リース物件の所有権:残された設備の中に前のオーナーがリース契約で借りていたものが含まれていませんか?もしそうであればその所有権はリース会社にあります。あなたが勝手に使用することはできません。
  • 保健所の基準:前の店舗が営業許可を取得していたからといって、あなたの店も同じレイアウトで許可が下りるとは限りません。保健所の基準は年々厳しくなっている可能性があります。必ず契約前に図面を持って保健所に事前相談に行ってください。
  • 前の店の評判:もし前の店が「サービスが悪い」「不衛生だ」といった悪い評判で閉店していた場合。あなたは、そのネガティブなイメージを引き継いでしまうという「風評被害」のリスクを背負うことになります。

Q4. 融資が実行される「前」にすでに自己資金で支払ってしまった設備代金はどうなりますか?

A4. はい、これは創業融資において非常によくあるケースです。

日本政策金融公庫などでは、融資の申込時点から遡って一定の期間内(明確な規定はありませんが概ね3ヶ月~6ヶ月程度が目安)に、あなたが自己資金で支払った創業のための費用についても、今回融資を申し込む「必要な資金」の一部として認めてくれる場合があります。

これを専門用語で「自己資金の補填」と呼びます。

重要なポイント
この場合、あなたがその費用を確かに支払ったということを客観的に証明する必要があります。具体的には、

  • 領収書や契約書
  • その支払いがあなたの銀行口座から確かに引き落とされた(あるいは振り込まれた)ことが分かる通帳のコピー

この2つをセットで完璧に提出することが絶対条件です。

Q5. 融資が決定した後、見積書の業者や金額が変わってしまいました。どうすれば良いですか?

A5. 絶対に無断で変更してはいけません。それは金融機関との重大な契約違反(資金使途違反)と見なされます。

融資はあなたが提出した「見積書」に基づいて承認されています。もし業者や金額を変更する必要が生じた場合は、必ずお金を支払う「前」に融資担当者に電話で連絡し、その許可を得る必要があります。

正しい手順

  1. 融資担当者に電話し、「先日承認いただいた〇〇の設備ですが、より安価で性能の良いB社の製品を見つけました。こちらに変更してもよろしいでしょうか?」と相談します。
  2. 担当者から了承を得た上で、新しいB社の見積書を速やかに提出します。

この誠実な「報告・連絡・相談」こそが、あなたと金融機関との信頼関係を守るのです。

Q6. パソコンや車など「事業」と「プライベート」で兼用する予定のものは設備資金に含められますか?

A4. 創業融資においては、原則として全額を設備資金として計上することは難しいと考えるべきです。

融資の対象となるのは、あくまで100%事業のために使用される資産です。

もしあなたが「この自動車(200万円)は平日は仕入れに使いますが、週末は家族のドライブにも使います」と正直に申告すれば、担当者は「では事業で使用する50%分、100万円だけを融資対象とします」と判断するのが一般的です。

プロの視点:
この按分(あんぶん)の問題を避けるための最もクリーンな方法は、事業専用の資産を新たに購入することです。

例えば、プライベート用の乗用車はそのまま個人で持ち続け、事業用には新たに安価な中古の軽バンを「事業専用車」として購入する。その見積書を提出すれば、その軽バンの購入費用は100%正当な設備資金として認められます。

結論:あなたの「こだわり」を融資に勝つ「戦略」へ

設備投資計画を作成するということ。

それは、あなたの理想のサロンへの熱い「こだわり」を、

  • 金融機関という論理と数字を重んじるプロフェッショナルが、
  • 唯一理解できる「客観的な根拠」と「矛盾のないロジック」という言語で、
  • 完璧に「翻訳」し再構築する、

という高度な知的作業に他なりません。

私たち荒川会計事務所は、あなたのその素晴らしい「こだわり」の最高の理解者であり、そして最高の「翻訳家」です。

あなたの「理想のサロン」、その設計図は本当に完璧ですか?

その一枚の見積書の不備が、あなたの夢の実現を遅らせるかもしれません。
まずは無料相談で、あなたの「設備投資計画」を私たち「資金調達のプロ」に診断させてください。

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記事執筆監修者

荒川会計事務所(経営革新等支援機関(認定支援機関))代表税理士・登録政治資金監査人・行政書士の荒川 一磨です。

    

会社設立と創業融資を得意とし、何でも相談できる話しやすいパートナーであることを心掛けている事務所です。

事務所所在地 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-5-16 霞ビル8F

電話番号 0120-016-356

所属 東京税理士会四谷支部・東京行政書士会新宿支部

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