融資と投資の違いとメリット・デメリット
事業で資金不足に陥った際、融資や借入などを検討することも必要です。
いずれも「銀行から借りる」という点は同じですが、事業のために借りる場合は融資、生活のために借りる場合は借入と呼びます。
融資や借入のメリットは、資金繰りを安定させられるという点です。
ある程度の資金が得られれば、事業を長期的に見通すことができ、経営判断にも余裕が生まれるでしょう。
また、種類によっては低金利でお金を借りることも可能です。
例えば、日本政策金融公庫や銀行の金利は、消費者金融などに比べると比較的低めに設定されています。
融資を受けることで実績が付き、企業の信用度が高まる効果も考えられます。
その一方で、それぞれにデメリットも存在します。
融資の場合、依頼してから実際に手元にお金が得られるまで、だいたい1カ月から2カ月程度の時間がかかります。
また、返済が滞ると信用情報に傷が付いてしまうため、確実に返済していくことが重要です。
また、借入の場合は審査が通りやすい点がかえってデメリットになることも。
あちこちから借りて多重債務などにならないよう、しっかりと自己管理を行いましょう。