融資について 融資制度のメニュー、利用要件、手続について
融資制度の種類はさまざまですが、大きく分けると国や地方自治体が主体となって行う「公的融資」と、民間の金融機関が主体となって行う「民間融資」の2つがあります。それぞれの融資制度の種類と利用要件、手続きは次の通りです。
公的融資とは、主に日本政策金融公庫の融資と地方自治体が行う制度融資を指します。
日本政策金融公庫の融資は、すべての業種の中小企業が利用できる融資です。
手続きは、日本政策金融公庫の窓口に訪問して相談します。
また、自治体の定める条件で利用できる融資を「制度融資」といいます。
手続きは、該当する自治体の窓口に行って相談をします。なお、制度融資は信用保証協会の保証を受けることが融資の条件となっています。
民間融資の代表的なものは、銀行などの金融機関が企業に直接行うプロパー融資です。
プロパー融資とは、信用協会の保証を受けない融資を指します。
リスクは銀行がすべて負うため、創業間もない企業や業績の悪い企業の利用は難しいです。
銀行の窓口に行って手続きを行います。
なお、民間融資には消費者金融や信販会社が扱うビジネスローンもありますが、金利が高いため使わないに越したことはありません。