会社を設立したら、まず何をすればいいか
会社設立後の手続きをスムーズに進めるためには、全体の流れをしっかり把握しておくことが重要です。
まず、会社の設立や事業内容を税務署に報告するための「法人設立届出書」を、税務署・都道府県税事務所・23区外の場合は市町村に提出します。
併せて、青色申告に必要な「青色申告の承認申請書」と役員報酬や給与を支払うために必要な「給与支払い事務所等の開設届出書」の提出も必要です。
次に、年金事務所で健康保険と厚生年金保険の加入手続きを行います。
社会保険は社員が社長だけの場合でも加入義務があり、社員を一人でも雇用した場合は労働保険にも加入しなければなりません。
また、特に先に済ませておきたいのが、法人銀行口座の開設です。
審査に1週間程度かかるため、早めの行動を心がけてくださ。
開設の際には、ビジネス用のクレジットカードも作っておくと便利です。
必要書類には、提出期限が短いものが多くあります。
中には指定の窓口まで取りにいかなければならないものもあるため、注意しましょう。
また、登記簿謄本や印鑑証明等は書類提出の際に頻繁に求められますので、あらかじめ必要枚数の検討をつけておくことが望ましいです。